1年間で資産を半分溶かした、初心者投資家の投資スタイル遍歴

思い立ったので、今までの投資行動の遍歴を書こうと思います。

 

始まりは去年の5月。

資産運用、お金に働かせる、不労所得、という甘い言葉に誘惑されて投資開始。

 

①いわゆる株式優待目当てに20銘柄(100万~150万くらい)を購入。

マクドナルド、ヤマダ電機すかいらーく、アトム、ヤーマン、LION、オリックスなど。

 

最初は含み益も出ていたが、次第に値が下がり含み損へ。

やむなく損切する銘柄も。LIONやオリックスは半年間保持して、±0くらいで売却しました。

 

②株式優待目当てでは利益が出ないと、ファンダメンタル分析を始める。

株を購入検討する際には、PER、PBR、自己資本比率キャッシュフローなどをまず調べて買うようになる。

 

そこで増配を繰り返していた花王、割安と判断したカーボン銘柄(昭和電工SECカーボンなど)を購入する。後にこのカーボン銘柄や花王で地獄をみる。

 

時は2018年10月25日。ずっと下落していた花王が決算発表翌日に大暴落。のちにそこが底になるが、もちろん当時は何も分からず、最安値で売却する。

 

カーボン銘柄の悲惨さは言うまでもない。現在は持っていないが、SECカーボンの20000円→7860円は酷すぎた。2018年11月8日。決算発表後、年初来高値更新した日から下落トレンドが始まったあの怖さは一生忘れないと思います。話は変わりますが、昨日7670円とまた最安値つけましたね。

 

③テクニカル至上主義になる。信用取引(空売りを始める)

PERが割安なカーボン銘柄の没落に、ファンダメンタル分析ではダメだと実感。

テクニカル分析を何より重要視するようになる。

 

また下落時にも利益がとれるようにと空売りを始める。

テクニカル分析株式投資本を買いあさる。

 

結果的に空売りの往復ビンタが増えたことで、損失はさらにスピードを増す。

 

④テクニカルだけではダメなことに気付く(←今ここ)

 

来期の予想が良く、好決算な銘柄は株価が上昇する(当たり前)

 

テクニカルだけではダメ、ファンダメンタルだけでもダメ、両方活用しながら将来を見据えての投資が必要だと気付く(遅いけれども)

 

目先の業績が良くても、株価は先を見越して上下するので、先行きが悪ければ過去最高益でも下落する。そういう当たり前のことがやっとわかってきました。

 

 

 

投資資金500万円は、損切を繰り返すことで、減っていきました。

今年は既に150万円の損失、去年は100万と、約250万円の損です。

 

資産が約半分に。軽く死にたくなりますね。

 

 

諦めないことが取り柄なので、しぶとく毎日勉強しながら株式投資はまだ続けていきます。

 

現在の保有銘柄は先日の引きに購入したコマツコメダのみ。

米中貿易戦争だけでコロッと相場が変わるので、ほとんど現金化しています。

 

勝算がある時に勝負はするものなので、今の世界情勢が落ち着くまでは個別銘柄の投資ではなく、インデックス投資などを活用した方がいいかもしれません。