東京喰種トーキョーグール:re 最終巻を読んで。ネタバレはあり。
久しぶりの日記です。
このはてなブログをはじめた頃は前職を退職してから。その後も色んなことがありましたが、今は無事に就職して働いています。
まあ、そんな話は置いておいて。
東京喰種トーキョーグール:reの16巻を読みました。
最終巻です。アニメは見ていたのですが、原作は途中までしかみていなくて、大人買いをして無印からreまで2週間?くらいで最後まで読みました。
印象的なシーンがとても多いですが、私はやはり、カネキが
「先を知っていてもまたリゼさんに会いにいく。全てが僕には必要なことだった」
みたいなニュアンスの台詞があって、そのシーンは特に心に残ってます。
あんなに辛いことの連続で、拷問されて、ズタボロにされたのに、全てが必要なことだったといえる、カネキという人間の強さがそこに表れていると思います。
「今の自分を肯定することは、過去の自分を肯定すること」
「何度も選択して、それをひっくり返してまた失敗して、でも、それが僕だ」
どんな時でも前に進んだ、その生きざまは多くの人の心に刺さるのではないでしょうか。ちなみに台詞はうろ覚えで、正確ではないです。
人間と喰種。
大事な人を殺された人と、殺した人。
様々な因縁、葛藤、を自分なりに消化して、答えを見つけ出そうとする姿には目を奪われます。
亜門の育ての親であるドナードとの向き合い方、子どもが父親を愛して何が悪い、という言葉も素敵。あそこに辿り着くまで、何度も自問自答したんでしょうね。
六月君も戻ってこれてよかったです。無理だと思っていました。
ラストではトーカちゃんにりんごを送っていましたね。
個人的には才子ちゃんの優しさに救われました。
ママン、とハイセのことを呼ぶけれど、才子ちゃん自身が一番母性があったかもしれません。料理は苦手みたいですが笑
最近、株式投資で凹むことが多かった自分には、カネキが何度も間違いながら傷付きながらも進む姿は、心に染み入りました。
涙が出る場面も多かったです。
什造、ほんとに良かったね。報われて、本当に良かった。
以上、感想でした。
きっと自分の心は全ての正解(自分のなかの答え)を知っていて、あとはいかに頭でそれを受け取るか。近頃はそう感じることが多いです。
ゆっくりと休みたいな。自分の心と対話できるように。