「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」を読んで

「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」佐藤航陽 幻冬舎

を読みました。仮想通貨やブロックチェーンの技術に興味があり、購入したのはビットコインが暴落する前の去年です。

 

とても知的好奇心が刺激される良書でした。想像とは内容が違いましたが、知見が広がりましたね。この本は多くの方に読んで欲しいです。

 

内容としては、タイトルにもありますが、新しい経済について書かれています。

 

お金を切り口にして、資本主義経済から新たな「価値主義」経済に変わっていくのではないか、という鋭い洞察に基づく未来を予想しています。

 

これだけではさっぱり分からないと思いますが、ビットコインやシェアリングエコノミー、ブロックチェーン等を用いて、お金の意味や資本主義について論じています。

 

共感できる内容が多かったです。

 

本書の最後にこれからの社会の未来予想図があるのですが、今の常識では到底受け入れられない、SF的な未来が描かれているのですが、それも起こりえるのではないかと感じてしまう説得力がありました。

 

今後の社会の在り方を模索している方は、必読です。

 

個人的には平和である為の仕組みづくりに興味があるので、著者には「構造」という観点から平和についても執筆していただきたいですね。

 

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)